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ペルー:運輸通信省、San Juan de Marcona港~Andahuaylas間の鉄道、2028年操業開始の見通しを発表
2020年10月15日、第1回鉱業競争力・社会持続性会議(I CCMYSS)で講演した運輸通信省のSaavedra交通インフラ・サービス政策局長は、San Juan de Marcona港~Andahuaylas間の鉄道が2028年に操業開始する見通しを明らかにした。本プロジェクトには9,200mUS$が投資され、Apurimac州、Ayacucho州、Arequipa州、Ica州をつなぐ鉄道は、乗客のほか貨物、特に鉱産物の輸送が可能となる計画である。
さらに同局長は、現在本プロジェクトでは予備的調査を実施しており、その枠内で地質調査(6,000mの試錐により土壌や岩石の質を特定)、ジオリファレンス(プロジェクト設備の座標を特定)、写真測量(ドローンを利用)、水文調査(プロジェクトエリアにおける水流や水量を特定、鉄道近くの川の迂回や護岸工事などに必要)を実施していると説明した。また、本鉄道では農産品や鉱産物などが輸送される予定だが、鉄、銅、金を中心とした鉱産物の割合が大きくなる見通しであるとコメントした。
