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米:ゴールドマンサックス、新たな太陽光エネルギー計画により銀価格の上昇を予想
現地報道によれば、ゴールドマンサックスが公表した二つの研究報告にて、同社アナリストは、銀は太陽光エネルギーに転換する際、最も得る利益が多い鉱種であり、投資関係者は米ドルを売却し銀を購入すべきであると指摘した。同社アナリストSprogis氏は、「現在、銀価格は1ozあたり24US$であり、今後数か月において、太陽光エネルギー価格は予想外の上昇を見せる可能性がある」と示した。同社は3月に売却作業後、銀価格が50%急騰し、8月にほぼ30US$/ozに達した後、銀の長期取引を終了した。同アナリストは、太陽光エネルギーへの投資は銀産業需要の18%を占めていると指摘した上で、同社は2019~2023年に、世界の太陽光発電容量が50%拡大すると予想している。また、米国や中国において、太陽光エネルギー装置の設置計画を拡張する内容も含まれている。さらに、米国大統領候補であるバイデン氏は、今後5年以内に米国で5億枚のソーラーパネルの新規設置を予定しており、世界のソーラー発電容量は15%拡大する見込みであるとしている。同社は、米国及び中国が新規ソーラー装置計画を実行し続ければ、銀価格は9.3%を上回り、30US$/ozの目標値に達すると予想した。
