メキシコ：加Brigadier Gold社、Picachos金プロジェクトの探鉱結果を発表

　2020年12月9日付け専門紙は、加Brigadier Gold社がSinaloa州に保有するPicachos金プロジェクトの探鉱結果を発表した。San Agustín旧鉱山地域において105m以深のボーリング孔約5.2m間で品位：Au 7.45g/t、Ag 51g/tが捕捉された。同社は計40孔、全長5,000mのボーリング調査を現在も継続中である。また、上記地点から北北東1.2km地点で実施したトレンチ探鉱では、16m間で品位：Au 1.1g/t、Ag 6g/t、Pb 0.2％が、うち2m間では品位：Au 8.84g/t、Ag 36g/t、Pb 1.6％が捕捉された。また、鉱区北部のポーフィリーシステムで実施した地表サンプリングからは品位：Au 0.32g/t、Ag 48g/t、Cu 0.53％、Mo 15ppm、W 16ppm、Bi 140ppmが捕捉された。同地域では過去のサンプリングで品位：Mo 2,000ppm、Cu 284ppm、W 100ppm、Pb 0.2％が捕捉されたとの記録があり、同社は今後トレンチサンプリングやボーリング調査の実施が必要とみている。Picachoプロジェクトは、加Vizsla Resources社や加GR Silver社が高品位金・銀鉱床を補足した地域から25km地点に位置しており、Picachoプロジェクトでも同様の鉱化作用が確認されていることから、Brigadier社は今後の探鉱結果に高い期待を示している。