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2020年12月21日 シドニー Whatmore康子

豪:Rio Tinto、中Baowu社とのパートナーシップにより低炭素排出の製鉄技術を研究開発するプロジェクトに10mA$を拠出へ

 2020年12月16日付けのメディアによると、Rio Tintoは中国鉄鋼最大手のBaowu社(宝鋼集団)とのパートナーシップにより、低炭素排出の製鉄技術を研究開発するプロジェクトに10mA$を拠出することを明らかにした。両社はこのプロジェクトにおいて、低炭素排出の製鉄技術開発に焦点を当てた研究開発所「Low Carbon Raw Materials Preparation R&D Centre」を設立し、バイオマス技術やマイクロ波技術を利用した製鉄パイロット工場の操業を行うほか、Baowu社の低炭素排出製鉄技術に関する研究開発所「China Baowu Low Carbon Metallurgical Innovation Centre」において、二酸化炭素の利用と転換に関する研究を行うとされている。また、Rio Tintoは、日本製鉄と低炭素排出の鉄鋼バリューチェーンに移行するためのテクノロジーを共同で研究、開発、実証することについてのMOUを同社と締結したともされている。

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