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2021年1月7日 ジャカルタ 川村伸弥

インドネシア:中国機械工業公司、Sulawesi州Buton工業団地の開発を計画

 地元メディアが2021年1月2日に伝えたところによると、中国機械工業公司(CMEC)は、Sulawesi州のButonに工業団地を開発する計画で、その中には2×350MWの石炭火力発電所が含まれ、電気自動車(EV)用のリチウムイオン電池(LIB)工場が建設されると予想されている。これは、政府高官とCMECを含む中国の投資家との会談後にButon Regent La Bakryが明らかにしたもので、提案された工業団地の潜在的テナントの一つは、LIB産業の開発を計画している中国のCATL(寧徳時代新技能科技)社であるという。中国の投資家らは2021年初めか3月頃にButonを訪問する見通し。
 CATL社は2020年11月、インドネシアの国営鉱山会社PT Anekaと、5bUS$を超えるLIB工場のインドネシアでの開発計画について基本契約を結んだ。インドネシア政府当局によると、同工場は2024年の操業開始を目指している。

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