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インドネシア:工業省、ニッケル製錬所からのスラリーの有害物質リストからの除去を提案
地元メディアが1月4日に伝えたところによると、インドネシア工業省は、ニッケル製錬所からのスラリーを有害廃棄物のリストから除外することを森林環境省に提案した。工業省のSri Bimo Pratomo氏は、同省はMaluku州Obi島で高圧硫酸浸出法(HPAL)ニッケル製錬所の試験生産を2020年12月に開始したPT Halmahera Persada Lygend(HPL)の計画を促進するための提案を行ったと述べた。
「HPLの処分許可の問題は長引いているが、森林環境省はこれが海洋環境を損なうと考えている。また、欧州を中心とする先進国も、環境に配慮していない製品を購入しないこととしている。そこで、工業省から森林環境省に対し、B3(有毒で危険な)廃棄物のリストからスラリーを削除するよう提案した。この提案は現在、森林環境省の審査中でまだ決定していない。」と同氏は述べている。
