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ペルー:エネルギー鉱山大臣、建設段階の主要鉱業プロジェクト進捗状況などを報告
2021年1月18日付け地元業界紙によると、オンラインフォーラムForomin+Dに出席したGálvezエネルギー鉱山大臣は、建設段階にある主要プロジェクトの進捗状況について、Mina Justa銅プロジェクト(Ica州)は非常に進んでおり、2021年4月にも生産開始に移行する可能性がある旨明らかにした。
また、Toromocho銅鉱山拡張プロジェクト(Junin州)は第1フェーズを終えており、第2フェーズの開始に必要な環境影響調査修正書が、持続可能環境投資許可庁(SENACE)により2021年1~2月中に承認され、3月に第2フェーズの建設開始が見込まれるとコメントした。
さらに、Quellaveco銅プロジェクト(Moquegua州)の建設は50%以上の進捗状況にあるほか、Santa Maria選鉱プラント拡張プロジェクト(La Libertad州)も順調に進行中だと報告した。
その他、2021年に建設が開始される見込みのプロジェクト7件については、Constancia銅鉱山Pampacancha鉱床開発プロジェクト(Cusco州)で先住民事前協議が無事完了したほか、Shouxin精鉱プラント拡張プロジェクト(Ica州)は、比較的簡易な許認可手続きのみ残っており、2月にも建設開始できる見込みを明らかにした。また、Corani銀プロジェクトではBear Creek社による開発資金の調達が続いているとしたほか、Las Bambas銅鉱山のChalcobamba鉱床開発プロジェクト(Apurimac州)やSan Gabriel銅・金プロジェクト(Moquegua州)では、先住民事前協議が難航していることから、より重点的な取り組みが必要になるなどと説明した。