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ニュース・フラッシュ

鉱種:
2021年1月21日 シドニー Whatmore康子

ニュージーランド:Oceana Gold社、Waihi金鉱山の通年生産量がCOVID-19流行による影響で19.8千ozと前年の3分の1以下に

 2021年1月18日付けのメディアによると、豪Oceana Gold社は、同社が操業する北島のWaihi金鉱山における2020暦年生産量がCOVID-19流行を背景に19.8千oz/年と、前年の68.1千oz/年から3分の1以下に減少したことを明らかにした。Oceana社は、ニュージーランドのJacinda Ardern首相が2020年3月23日、COVID-19の蔓延防止を目的に必要不可欠以外のサービスを4週間閉鎖すると発表したことを受け、同月25日から同鉱山における操業とMartha Undergroundプロジェクトの開発を4週間停止したが、これに伴い同鉱山では同年4~6月四半期と7~9月四半期に生産量がゼロとなり、同年10~12月四半期に選鉱施設が再開されたことによって、7.6千ozの生産量を計上したとされている。一方、Oceana社が操業し南島に位置するMacraes金鉱山は、2020年においては全ての四半期で生産量を計上したものの、通年の生産量が144.5千ozと、前年の172.5千ozから19%減となったとされている。

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