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インドネシア:2020年の鉱物生産、ニッケル・石炭以外は不振
地元メディアが2021年1月20日に伝えたところによると、インドネシアの2020年の鉱物生産量は、ニッケルが目標生産量を37%、石炭が2%とそれぞれ上回ったものの、銅などその他の生産量は、いずれも目標を下回った。エネルギー鉱物資源省によると、銅、金、銀、錫の生産量は、通年目標の75~98%にとどまった。インドネシア鉱業協会のエグゼクティブディレクター、Joko氏は「鉱物生産量は全体で約2割縮小した」と説明。これに対して石炭とニッケルは埋蔵量が多く、増産が可能だったと付け加えた。2020年の鉱物資源分野への投資額は、前年比38.3%減の4.02bUS$(約4,170億円)だった。通年目標の51.8%にとどまったが、2021年の投資額は前年比49%増の5.98bUS$に回復すると見込んでいる。
