インドネシア：PT Antam、昨年の生産量、販売量が減少

　地元メディアが2021年1月21日に伝えたところによると、インドネシア証券取引所（IDX）に上場している鉱業会社PT Aneka Tambang（Antam）の2020年の生産量・販売量は、フェロニッケルの生産量が2019年に比べてわずかに増加したことを除き減少した。
　2020年のフェロニッケル中のニッケル生産量は合計25,970tで、2020年2月に報告された2019年の生産量は25,713tであった。一方、販売量は26,163tで、2019年の26,349tを下回った。
　また、ニッケル鉱石の生産量は476万wmtで、2019年の870万wmtから減少、販売量は330万wmtで、2019年の756万wmtを下回った。ボーキサイトの生産量は、2019年の173万wmtから155万wmtに減少、販売量は123万wmtで2019年の166万wmtを下回った。また、金の生産量は、2019年の63,111oz（1,963kg）から53,756oz（1,672kg）に減少、販売量は700,789oz（21,797kg）で、2019年の1,093.86oz（34,023kg）と比較して大幅に減少した。