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ニュース・フラッシュ

鉱種:
コバルト ニッケル
2021年1月27日 バンクーバー 佐藤すみれ

キューバ:Moa Bayニッケル・コバルト鉱山の2021年生産量・操業コストともに増加見込み

 2021年1月25日付け専門紙によると、加Sherritt社はMoa Bayニッケル・コバルト鉱山の2021年生産目標をニッケル32~34千t(2020年実績:31,506t)、コバルト3.3t~3.6千t(同:3,370t)と発表した。2020年生産は、第1四半期にカナダで発生した鉄道封鎖デモの影響からAB州Fort Saskatchewan精錬所への精鉱供給が停滞したことや、COVID-19の影響を受け同精錬所の操業に十分な人員を確保できなかったことが影響した。同鉱山の2021年オペレーションコストは投入物価格の上昇により前年から若干増加し、ニッケル価格4.25~4.75US$/lbと見積もられている。Sherritt社は同鉱山およびFort Saskatchewan精錬所に対し44mUS$を投じると発表した。

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