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ニュース・フラッシュ

鉱種:
2021年2月2日 ジャカルタ 川村伸弥

インドネシア:PTFI、銅と金の売上高の増加を見込む

 地元メディアが2021年1月27日に伝えたところによると、米国を拠点とするFreeport-McMoRan社(FCX)は、2021年におけるPTFI(PT Freeport Indonesia)の連結販売量の増加を予測した。FCXは、PTFIの連結販売量は、2020年の銅80億400万lbと金80万ozに対し、2021年は銅が約13億lbと金が130万ozと予想されると述べている。
 FCXは、2020年第4四半期のPTFIからの銅の連結売上高2億8,600万lbは、主に採掘率と銅鉱石グレードの上昇を反映し、2019年第4四半期の2億300万lbを上回った。また、同期のPTFIからの金の連結金売上高は293千ozで、2019年第4四半期の314千ozを下回った。
 FCXは、インドネシアのPapua州でGrasberg銅・金鉱山を運営するPTFIの49%以上の株式を所有しており、インドネシア政府は、国営鉱業持株会社MIND IDを通じ、51%以上の株式を保有している。

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