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ギリシャ:Larymnaニッケル製錬所等リースに対して6グループが関心表明
2021年2月1日付けのプレスリリース等によると、ギリシャ共和国資産開発基金(Hellenic Republic Asset Development Fund、HRADF)は、ギリシャ政府が保有するLarymnaニッケル製錬所、Larymna鉱山及びLoutsi鉱山並びに関連する鉱業権や、その他のギリシャ共和国保有資産のリースに対して、6グループから関心表明書の提出を受けたと発表した。提出した6グループは、英Commodity & Mining Insight Ireland社、ギリシャGEK TERNA社、スイスAD Holdings社、ギリシャMytilineos社、スイスSolway Investment Group社、キプロスTharisa社及びスイスTrafigura社である。HRADF社のアドバイザーは関心表明書を評価し、入札の次の段階の対象となる候補の推薦を同基金の取締役会に提出する。これらの資産はギリシャLarco社が保有していたが、ギリシャ政府がLarco社に対する135.8m€の違法補助金の回収を怠ったとして欧州委員会が欧州司法裁判所に提訴し、その判決を受けて2020年に清算された。HRADFはギリシャLarco社の55%の株式を所有している。