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- ウラン リチウム
ペルー:エネルギー鉱山省、ウラン採掘のための法制度を準備
2021年2月16日付け地元業界紙によると、Gálvezエネルギー鉱山大臣は、2017年にPuno州でリチウム鉱床がウランと共に発見された一方、ウラン採掘の法制度の未整備を理由にリチウム資源開発が進んでいない現状に関して、当該鉱区を所有するMacusani Yellowcake社(Plateau Energy Metals社の子会社)が、「ウランを伴わず、リチウムのみが存在するエリアにおける探鉱活動の申請を準備中である」ことを、国会のエネルギー鉱山委員会に報告した。さらに同大臣は、「ウランが存在しないエリアのみの探鉱ならば、既存の法制度の枠内で実施可能である。」との見解を示した。
その一方でMontero鉱山副大臣は、ウランの探鉱、採掘、処理、貯蔵に関する環境影響調査の仕様書を、2021年内に策定・公表することを目標としていると説明した。
なお、Plateau Energy Metals社は、American Lithium社に対してリチウムとウラン双方のプロジェクトを売却することを発表している。
