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南ア:PGM副産物からの電池材料用の高純度硫酸ニッケル精錬事業が操業開始
2021年3月9日付けメディアによると、南アThakadu社は硫酸ニッケル精錬所(North West州)の操業を開始し、年末までに電池材料用の高純度硫酸ニッケル16千tを生産する予定。南ア産業開発公社(IDC)及び貿易産業省をパートナーとし、建設費20mUS$により2018年に建設を開始していたプロジェクトであり、年間25千tの硫酸ニッケルを生産目標とする。同社COO Danie Smit氏によると、新精錬所では、PGM精鉱の副産物を原料として純度の高い硫酸ニッケルを抽出する独自の技術プロセスが使われる。なお、Sibanye-Stillwaterの前身であるLonmin社とは、2016年に硫酸ニッケル原料供給の長期契約を締結している。