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メキシコ:2020年鉱業分野への外国直接投資額が対前年比49.2%の減少
2021年3月9日付け報道によると、経済省が発表した鉱業部門に対する2020年外国直接投資額(FDI)は344mUS$で、前年の677mUS$から49.2%の減少となった。2013年に過去最高の5,440mUS$に達し、2016~2019年は700mUS$前後で推移していたものの、2020年はCOVID-19の影響により更なる減少となった。経済省は2021年のFDI予想額を公表していないものの、専門誌は2020年と同水準となるとの見解を示している。また、2020年の鉱業投資額に関して、メキシコ鉱業会議所(CAMIMEX)は当初予想の4,890mUS$から約50%の減少となると推計している。CAMIMEXのAlanís Ortega会頭は、COVID-19による鉱業部門に対する更なる操業停止措置は想定されないものの、政治的不透明性が投資に悪影響を及ぼしていると指摘した。
