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インドネシア:地金銀行の設立を検討
地元メディアが2021年3月8日に伝えたところによると、インドネシア政府は、貴金属を管理するための地金銀行を設立することを計画している。Airlangga Hartarto経済担当調整大臣は、金鉱山の存在にもかかわらず、商品価格が上昇する中、インドネシアの金輸入は依然として多いと指摘し、金の輸出入に関し評価する必要があると述べた。
同大臣は、インドネシアの金と金粒子輸出は、2020年に5.28bUS$に増加しており、地金銀行の開発がインドネシアに利益をもたらすとして楽観的であると述べるとともに、地金銀行の利点を活用し、外貨準備を節約し、産業のための資金源、製品の多様化を提供し、国民の利益獲得となると述べた。
インドネシアは世界第7位の金生産国であり、2020年の生産量は130t、459万oz/年に達する。PT Antamは、ジュニア金採掘会社で、2020年に1.7tの金を生産した。また、インドネシアの金消費量は比較的低く、小売投資に約172,800oz、宝飾品製造に137,600ozが使用されている。Muhammad Lutfi貿易大臣は、金市場管理の有効性など、さまざまな側面を考慮し、地金銀行の設立を引き続き検討することを約束している。