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南ア:鉱業協議会、新たなオンライン鉱区管理システムの導入をDMREに提案
2021年3月3日付け、南ア鉱業協議会は同国鉱物資源エネルギー省(DMRE)に対して、現在の鉱物資源管理システム(SAMRAD)を廃止し、全く新しいオンライン・システムによる鉱業権管理システムの開発を提案した。2021年2月24日にDMREから国民議会に提出された5千件を越える許認可申請が未処理になっており、SAMRADが不完全である旨が報告されており、これを受けた同協議会からの声明であった。システム全体を電子化し、ライセンス申請手続きの効率性を確保することができるとする。また、透明性の確保のため、申請されたライセンス、付与されたライセンス、却下されたライセンスについて、DMREが定期的に報告することを要請した。オープンで透明性のある地籍管理は、近代的な鉱山業には不可欠な要素であり、ボツワナやザンビアなどサブサハラの鉱山国の多くが既に同様なシステムを導入している。探査に対する税制優遇措置と合せて、探鉱投資を呼び込むのに役立つことであろうと同協議会CEO Baxter氏は述べた。
