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豪:Fortescue社、2030年までに温室効果ガス排出を実質ゼロとする新目標を設定して再生可能エネルギーを利用した水素製造事業に注力
2021年3月15日付けの地元メディアによると、豪Fortescue Metals社は、同社の温室効果ガス(GHG)排出量を実質ゼロとする目標年をこれまでの2040年から2030年へと10年間早め、同社が子会社の豪Fortescue Future Industries(FFI)社を通して行う再生可能エネルギーを利用した水素やアンモニアの製造事業に更に注力していくことを表明した。Fortescue社によると、この新たな目標年におけるGHG排出実質ゼロが達成されるためにも、FFIは2021年6月30日までに「再生可能エネルギーを利用して製造されたアンモニアを動力とする船舶の設計」、「鉱石運搬トラックの動力をバッテリーとするための試験」など5件のプロジェクトを新たに実施するとしている。Fortescue社は、これらのプロジェクトなどを通し、同社が操業するWA州の鉄鉱石鉱山などで使用する燃料を、同社が年間に10億L以上消費するとされるディーゼルから再生可能エネルギーに移行するほか、クリーンエネルギーや再生可能エネルギーの大型輸出を行うことを目標とするとしている。ただ、Fortescue社は現在のところ、同社のライバル社であるRio TintoやBHPが行っているような、自社のサプライチェーンを通じて排出されるScope3の排出削減への取り組みは何ら行っていないとされている。


