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- 鉱種:
- コバルト ニッケル
豪:Glencore、WA州Murrin Murrinニッケル・コバルト鉱山における生産量が選鉱施設の設備故障により数週間低下する見通し
2021年3月22日付けの地元メディアによると、Glencoreは、同社の操業するWA州Murrin Murrinニッケル・コバルト鉱山において、選鉱施設の送風設備が故障したことにより今後数週間はフル稼働することが不可能となり、同期間における生産量が低下する見通しであることを明らかにした。同社はこの故障によって同鉱山の生産量がどれだけ低下するかについては明らかにしていないが、現時点において同選鉱施設は生産能力の80%近くの稼働率で操業されているとメディアは報じている。また、同社はこの故障において爆発事故は起きておらず、負傷者も出ていないとしている。同鉱山における生産量は、2020年においてニッケル地金が36.4千t/年、コバルトが2.9千t/年であったとされている。
