ニカラグア：El Limón金鉱山およびLa Libertad金鉱山の金埋蔵量が大幅増加

　加Calibre Mining社は2021年3月29日付けプレスリリースにおいて、同社が保有するEl LimónおよびLa Libertad各金鉱山の金埋蔵量が202％増加し、金品位が過去最高値の4.49g/tとなったことを発表した。Libertad金鉱山の金埋蔵量は2019年末時点の0tから9.2t（296千oz）に、El Limón鉱山の金埋蔵量は同年から98％増加し、17.7t（568千oz）となった。また両鉱山の概則鉱物資源量は計47.7t（1,532千oz）、予測鉱物資源量は計40.87t（1,314千oz）にアップデートされた。同社は、El Limón金鉱山の鉱石を250km先のLibertad金鉱山プラントで処理するハブアンドスポーク形式を採用しており、2021年初頭にはさらにPavón金プロジェクトの鉱石が追加される見込みである。なお、Calibre社によると、Pavón金プロジェクトは過去に大々的な探鉱が行われたことが無かった地域に位置することから、同社は同地域の新たな有望性に期待を示した。また今後予想される拡張の可能性として、El Limón坑内掘り鉱山における複数鉱床の開発のほか、El Limónオープンピットにおいては鉱床の走向および傾斜方向によっては拡張の可能性が含まれている。また、現在計6万mのボーリング調査が保有2鉱山のほか、Eastern BorosiプロジェクトおよびPavonプロジェクトにおいて継続中である。