その他：日立建機、鉱業用重機の電動化及び自動化などに関する相互協力のMOUをABB社と締結

　2021年3月30日付けの地元メディアによると、日立建機は、鉱業用重機の使用による温室効果ガス（GHG）排出の削減を目的に、トラックや掘削機の電動化や自動化、及びデジタルソリューションに関する相互協力のMOUを、スイスを拠点とするABB社と締結したことを明らかにした。このMOUに基づき、日立建機は同社の製造するトラックや掘削機に、ABB社の開発した電動化や自動化などに関する技術を適用させる試みを同社と協力して行っていくとしている。また、ABB社は今回のMOU締結に際し、「鉱業界において電動化や自動化などを通したGHG排出削減が加速化されるためには、テクノロジー企業が、自社ブランドの他にも他社ブランド製品を委託契約に基づき製造するOEM（Original Equipment Manufacturer）企業と相互協力を行っていくことが非常に重要である。」としている。