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ニュース・フラッシュ

鉱種:
アルミニウム/ボーキサイト
2021年4月6日 ジャカルタ 川村伸弥

インドネシア:West Kalimantan州のアルミナ工場、完成が1年遅れる予定

 地元メディアが2021年4月1日に伝えたところによると、インドネシア証券取引所(IDX)上場のPT Citra Mineral Investindo Tbkは、West Kalimantan州にあるアルミナ工場第2フェーズの建設完了が2021年末まで1年遅れると報告した。同社は2020年の年次報告書で、建設は当初2021年1月に完了する予定であると述べていた。同社によると、遅れはコロナウィルス禍によるWest Kalimantan州での移動制限と、2020年9月の中国発着便の禁止により技術者の移動が制限されたことが原因であるとのこと。同社は、PT Well Harvest Winning Alumina Refineryの30%の株式を保有しており、West Kalimantan州にアルミナ工場を共同所有、第1フェーズの生産能力は1,000千t/年で、第2フェーズの生産能力も同規模となる予定。PT Well Harvest Winning Alumina Refineryの他の株主は、China Hongqiao Group(56%)、Winning Investment Company(9%)、Shangdong Weiqiao Aluminium and Electricity Co Ltd(5%)。

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