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インドネシア:IWIP、PTFIと製錬所建設に向け準備
地元メディアが2021年4月5日に伝えたところによると、PT Indonesia Weda Bay Industrial Park(IWIP)は、PT Freeport Indonesia(PTFI)と中国青山集団(Tsingshan)との協力に沿い、製錬所建設に向けた準備を進めている。IWIPのAgnes Ide Megawati氏は、Tsingshanが、North Maluku州Central HalmaheraのWeda Bay工業団地に銅製錬所を建設することにつき、PTFIと協議していると述べるとともに、同工業団地には多くの利点があり、Papua州のPTFIの鉱山は工業団地に近いこと、火力発電所、輸送インフラから港まで、産業活動をサポートするための施設の準備があることから、新たな施設を構築する必要がなく、銅製錬所の建設に適しており、製錬所用の土地の準備ができていると述べた。IWIPでは、製錬所建設の完了は2023年12月と見通している。
また同氏は、約4,200haの工業団地には、ニッケル加工工場を有するPT Weda Bay Nickel、フェロニッケル工場を有するPT Yashi Indonesia Investment、硫酸ニッケルを生産するPT Youshan Nickel Indonesiaの3つのテナントがあり、Youshan Nickelは発電所と港も整備することとなっていると述べた。
