ウズベキスタン：ウズベキスタンKyzylkum砂漠で埋蔵量133tの金鉱床発見

　2021年4月2日付けの地元報道等によると、2020年、ウズベキスタンのKyzylkum砂漠で、Chukurkuduk金鉱床（金埋蔵量133t）が発見され、国に登録される追加予測資源量は70～80tと推定されている。ウズベキスタン国家地質鉱物資源委員会（Goscomgeology）のA.Rustamov鉱物資源基盤発展・再生総局長が伝えた。
　また、Rustamov総局長によると、スルハンダリヤ州（ウズベキスタン南部）の鉛・亜鉛鉱床の隣に別の多金属鉱床（Chinorsoi鉱床）が発見されており、その鉱石には鉛、金、銀が含まれる。さらに、サマルカンド州とカシュカダリヤ州の境界にあるSarykul鉱床の大規模なタングステン埋蔵量が登録された。
　ウズベキスタンの金の年産量は約100tとされており、2019年の生産実績は88.5tであった。2020年の生産データはまだ発表されていないが、2020年の金の輸出量は100tであった（2019年は110t）。