閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
アンチモン 亜鉛
2021年4月20日 シドニー Whatmore康子

豪:Red River社、NSW州Hillgrove金鉱山における操業再開における立ち上げが進捗

 2021年4月15日付けの地元メディアによると、豪Red River Resources社は、同社が操業するNSW州Hillgrove金鉱山における生産の立ち上げが進捗しており、2021年1~3月四半期において地金で261oz、精鉱で406ozの合計667ozを生産したことを明らかにした。同鉱山は、かつて豪Bracken Resources社によって操業が行われており2014~2016年には金精鉱とアンチモン精鉱が生産されていたが、2016年においてアンチモン価格が安値傾向となったことが理由で休山とされた後、2019年8月にRed River社によって買収され、2020年12月から操業が再開されていた。Red River社は同鉱山の操業においては現在、Bakers Hill StockpileにおけるStage 1の段階であり、2021年半ば~後半に掛けてMetz Mining Centre鉱体においてStage 2を開始し、地下採掘によるフル操業へと移行する予定であるとしている。また、Red River社は、同社がQLD州で操業するThalanga亜鉛・鉛・銅鉱山における2021年1~3月四半期の生産量は、亜鉛精鉱7千t、鉛精鉱1.6千t、銅精鉱3.1千tとなったとしている。

ページトップへ