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ニュース・フラッシュ

鉱種:
2021年4月21日 ジャカルタ 川村伸弥

インドネシア:AMNT、新規製錬所プロジェクトのEPC請負業者を選定予定

 地元メディアが2021年4月15日に伝えたところによると、金・銅鉱業会社PT Amman Mineral Nusa Tenggara(AMNT)は、インドネシア政府の要求に応じ、2023年にWest Nusa Tenggara州West Sumbawaでの銅製錬所プロジェクトを完了すると公表した。AMNTのRahmat Makkasau社長は、同社は現在、銅製錬所プロジェクトのEPC請負業者の選定プロセス中であり、近い将来、落札者の発表を希望するとともに、建設、ロジスティクス、建物に関連するライセンスプロセスも、地方自治体の支援と並行して引き続き実行されると述べた。また同社長は、2021年1月までの6か月間の監査に基づき、銅製錬所プロジェクトの進捗状況は26.7%に達し、目標である26.7%のうち99.35%に達したと述べた。West Nusa Tenggara州でBatu Hijau銅・金鉱山を運営するAMNTは、2021年4月初めに、2022年まで有効な銅精鉱の1年間の輸出許可を取得し、輸出割当量は579,444wmtとなり、以前の輸出許可の下で設定されていた373,626wmtを上回ったとしている。さらに同社長は、コロナ禍により、製錬所能力を当初の計画であった1.3百万t/年から0.9百万t/年に縮小したと述べた。

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