ペルー：Cerro Corona銅・金鉱山、選鉱プラントのプロセス改善を計画

　2021年4月19日付け地元業界紙によると、Gold Fields Peru社は、Cerro Corona銅・金鉱山（Cajamarca州）の選鉱プラントにおけるプロセス改善や効率化を目的として、持続可能環境投資許可庁（SENACE）に技術根拠報告書（ITS）を提出した。
　ITSによれば、本プロジェクトでは7mUS$を投資し、選鉱プラントの改善に加えて、破砕プロセスではより硬い鉱石を直接破砕する能力を持つ破砕機に交換、さらにペブルミルや逆浸透膜処理プラントについても改善が計画されている。
　なおGold Fields Peru社のRivera社長は、2021年に同社は同鉱山に240mUS$を投資、その内訳は操業コスト170mUS$、資本コスト70mUS$（うち拡張プロジェクト投資額20mUS$）であるほか、2021年の生産量は210千oz（金換算量）、納税額は58mUS$となる見通しを示した。