アンゴラ・英：Pensana Rare Earths社、英Saltend REE分離施設及びアンゴラLongonjoレアアース鉱山開発のための必要資金等を発表

　2021年4月21日、英・豪Pensana Rare Earths社は、同社が開発中の英Saltend REE分離施設及びアンゴラLongonjoレアアース鉱山開発に係る資金調達のためにプロジェクトのCapex等を含む事業概要を発表した。同社は、英国にて2025年までに世界の年間需要の約5％に相当するREE酸化物（REO）12.5千t（うちNdPr酸化物4.5千t）を生産することを目指している。英国の分離施設のCapexは125mUS$であり、開発中のアンゴラLongonjo鉱山からREE炭酸塩を輸入して、同施設にてREE酸化物を生産する計画である。アンゴラLongonjo鉱山開発にはインフラ建設や処理施設の建設も含みCapex 267mUS$を計上し、別途予備費32mUS$計上している。「SaltendとLongonjoの両プロジェクトの承認が得られたことで、2021年後半には両プロジェクトの開発を開始したいと考えている。」と同社Chairman Paul Atherley氏は述べた。