インドネシア：PTFI、銅と金の生産において販売の急増を報告

　地元メディアが2021年4月22日に伝えたところによると、米銅大手Freeport- McMoRanは、2021年第1四半期のPT Freeport Indonesia（PTFI）の銅の生産量が2020年同期の63,503tから135,170tに、金の生産量は2020年同期の152千ozから294千ozにそれぞれ急増したと報告した。連結売上量は、銅が2020年同期の57,606tから117,027tに、金が139千ozから256千ozとなり、連結販売量は、銅が2020年同期の364,688,265kgから607,813,776kgに、金が0.8百万ozから1.3百万ozになると予想されている。
　PTFIは、Papua州のGrasberg鉱区で世界最大の銅・金鉱山の1つを運営しており、金、銀を含む銅精鉱を生産。FCXはPTFIの48.76％の株式を保有し、採掘事業を管理している。株主間契約の条件に基づくと、PTFIの経済的利益に対するFCXの割合は2022年に約81％になると予想されている。