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鉱種:
2021年5月7日 ヨハネスブルグ 原田武

DRコンゴ:Kamoa-Kakula銅鉱山、IngaII水力発電のアップグレードを国有電力会社と覚書締結

 2021年4月26日付け加Ivanhoe Mines社の発表によると、現在開発中のKamoa-Kakula銅鉱山の将来の電源のためにIngaII水力発電施設のタービン5(8基あるタービンのひとつ)のアップグレードについて、国有電力会社SNELと官民パートナーシップの覚書を締結した。既に同鉱山の操業のためにアップグレードを完了したMwadingusha水力発電所78MWと今回のタービン5による162MWの容量を合計すると240MWになり、将来の鉱山操業の拡張のための電力を確保したことになる。同国Felix Tshisekedi大統領は「国有電力会社SNELとIvanhoe社間のパートナーシップによって、DRコンゴの電力網に新たな電力容量が投入され、電力へのアクセスを増やすことで、国民の生活環境を改善することができる。同時に、発電される電力により、Kamoa-Kakula銅鉱山にて鉱山製品の付加価値化を行うことができ、DRコンゴに新たな収入をもたらすとともに、地元の雇用機会が創出される。DRコンゴはホスト国として、またKamoa Copper社の株主として、このような地元での価値創造を戦略的に必須と考えている。」と述べた。

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