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- 金
ロシア:Sukhoi Log鉱床等により、Polyus社の金埋蔵量が71%増加
2021年4月29日付けの地元報道等によると、2020年の同社の全鉱床における金の確認・推定総埋蔵量は、前年(61百万oz)比71%増の104百万oz(3,235t)となった。
更新された評価(2020年12月31日現在)には、Sukhoi Log鉱床(イルクーツク州)の埋蔵量のほか、2018年に開始されたボーリング・プログラムによる一部既存鉱山での増加が反映されている。特に、Sukhoi Log鉱床の初期埋蔵量40百万oz(1,244t)が追加され、現在、同社の全埋蔵量の38%を占めており、58%はPolyus Krasnoyarsk社のOlimpiada鉱床(クラスノヤルスク地方、23百万oz)、Blagodatnoe鉱床(12百万oz)等の既存資産によるものである。Blagodatnoe鉱床(クラスノヤルスク地方)では、ボーリング・プログラムにより金埋蔵量は3.6百万oz(2020年に採掘された金を除く)増加し、Kuranakh鉱床では(ヤクーチア)では2.4百万oz増となった。埋蔵量の金平均品位は前年の1.8g/tから1.9g/tに上昇した。
Polyus社のPavel Grachev CEOは、「現在、Polyus社が世界最大の埋蔵量を有することが確認されており、その埋蔵量の約97%は既存鉱山と最重要の新規プロジェクトSukhoi Logによるものである。同プロジェクトについては、2022年にバンカブルFSを完了し、最終的な投資決定を行う予定である。」としている。
