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豪:WA州政府、鉱業における温室効果ガス排出削減などに関するR&Dを支援する1.5mA$枠の助成制度を開始
2021年5月27日付けの地元メディアによると、WA州政府は、鉱業の温室効果ガス(GHG)排出削減に関するR&Dを支援するために、WA州鉱物資源研究所(MRIWA)を通じて1.5mA$枠の助成制度「Net Zero Emission Mining Challenge」を開始したことを明らかにした。同政府によると、この助成制度は「データに基づく意思決定」、「採掘や選鉱の革新的テクノロジー」、「エネルギー利用」の3分野に焦点を当て、1.5mA$枠のうち1mA$を鉱業におけるGHG削減の問題に取り組むR&Dへの助成に、500kA$をWA州におけるGHG排出実質ゼロへの移行に関する問題に取り組むR&Dへの助成に充てるものであるとされている。MRIWAは、同制度における500kA$の枠については、豪連邦科学産業研究機構(CSIRO)が実施するプログラム「Innovate to Grow」において2021年7月に予定される次回ラウンドに参加する鉱業機械・技術・サービス(METS)分野の事業者を対象に、1件につき20~50kA$の助成をコンペティション形式で行うものとするとしている。Innovate to Growは、中小企業がR&Dを通して事業戦略を開発することを支援するバーチャル学習プログラムである。
