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ニュース・フラッシュ

鉱種:
亜鉛
2021年6月3日 ヨハネスブルグ 原田武

南ア:CGS(地球科学評議会)と豪ジュニアOrion Minerals社が共同調査の覚書を締結

 2021年6月1日付け豪Orion Minerals社の発表によると、同社は南アの北Cape州にて、南アCGS(地球科学評議会)と共同で探査を行うための覚書を締結した。同社は北Cape州にてPrieska銅・亜鉛再開発プロジェクトを推進しつつ、周辺の探鉱を実施している。このCGSとの共同調査では、未開拓のグリーンフィールドにて、最新の探査技術を適用することを主眼に置いている。同社CEOのErrol Smart氏は「最近のCGSは、個々の探鉱会社では対応できない大規模な地球科学的調査を行っている。このような調査や関連する地質学的研究は民間の探査プログラムを加速させ、時には地域に経済的利益をもたらす大発見につながることもある。」とした。また、「北Cape州で活動する他の探鉱会社や鉱山会社がこの試みに参加してくれることを願っている。お互いの知的財産や機密保持の必要性を尊重した上で協力することで、多くのものを得ることができる。」とも語った。CGSとの最初の共同作業としては、同社が銅のターゲットとして注目しているOkiep銅地区での空中電磁探査SkyTEMの実施である。ライン・スペーシングを密にした調査を6月から開始すべく、準備を進めている。

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