ポルトガル：リチウム探査ライセンスの入札が2022年初頭まで延期される可能性

　2021年5月13日付けのメディア情報によると、ポルトガル環境省は、リチウム探査ライセンスの入札が2022年初頭まで延期になる可能性があると述べた。新鉱業法は2020年10月に承認後2021年5月に施行され、リチウム採掘の影響を受ける地方自治体にリチウムプロジェクトの拒否権と最大50％のロイヤルティを受け取る権利が与えられる。また、同法は採掘への反対が高まっているポルトガル北部及び中部のリチウムが豊富な8地域での環境影響調査を求めている。同省によれば、この調査はまだ始まっておらず、少なくとも6か月を要すると予想されている。