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インドネシア:投資環境障壁により鉱業部門への投資は低調
地元メディアが2021年6月8日に伝えたところによると、インドネシアエネルギー鉱物資源省の報告によれば、2021年5月末時点での鉱物・石炭部門への投資額は1.39bUSに達したものの、通年目標5.98bUS$の23.36%に過ぎないとしている。同省のRidwan Djamaluddin鉱物・石炭総局長は、投資家や鉱業関係者が投資計画を実行する上で多くの障害があり、例として環境影響評価の承認プロセスの長期化、ライセンス問題、森林地域使用許可の取得プロセスの長期化、市場環境、土地取得問題、顧客との契約未解決、天候不順、コロナ禍の状況等を挙げたが、通年の投資目標達成に向け、鉱山会社や投資家に投資計画を実行するよう働きかけていくと述べた。また同局長は、主要経済国がコロナ禍から回復し始め需要が高まる中、世界市場での鉱産品の価格が上昇し、鉱業部門からの政府税外収入は22.34tIDR(インドネシア・ルピア)に達し、通年目標39.1tIDRの57%以上を達成したと述べた。