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ニュース・フラッシュ

鉱種:
2021年6月15日 ヨハネスブルグ 原田武

DRコンゴ:Kamoa-Kakula銅プロジェクト、銅精鉱・ブリスターのオフテイク契約を締結

 2021年6月9日付け加Ivanhoe Mines社の発表によると、DRコンゴKamoa-Kakula銅プロジェクトPhase1のブリスター銅及び銅精鉱について、年産銅量約200千t分のオフテイク契約が締結された。取引相手先は、中CITIC Metal社と中Zijin Mining(紫金鉱業)の子会社Gold Mountains International Mining Company社であり、この2社で製品の半々を引き取る。Kamoa-Kakula銅プロジェクトにて生産される精鉱は品位:Cu 57%の高品位とされ、精鉱の一部は近隣(同鉱山から45km)に位置するLualaba銅製錬所にてブリスターにして出荷される。同製錬所とは10年間の委託製錬の契約を締結済みであり、最大150千t/年の精鉱を処理する契約となっている。同製錬所は、中CNMC(中国有色鉱業)が60%、雲南銅業が40%を所有し、2020年初めに操業を開始した製錬所である。

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