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ニュース・フラッシュ

鉱種:
2021年6月23日 シドニー Whatmore康子

PNG:豪St Barbara社、Simberi金鉱山におけるマインライフの延長計画に地元利害関係者から賛同を得る

 2021年6月17日付けのメディアによると、豪St Barbara社は、同社が操業するSimberi金鉱山のマインライフを延長する計画において、地元利害関係者からの賛同を得たことを明らかにした。この計画は、Simberi鉱山で酸化鉱ピットの下部に存在する硫化鉱を採掘することによって同鉱山のマインライフを2022/23年度から2034/35年度に延長し、2022/23~2034/35年度の13年間に1.8百万ozの金を生産するいうものである。St Barbara社は同計画に関し、地元の土地所有者協会「Big Tabar Landowner Association」や地方政府の関係者、地元の利害関係者グループ12団体との協議を行った結果、同鉱山が継続的に操業を行い事業開発や雇用創出などを期待するという意見を得たとされている。同メディアによると、同計画においては2021年6月中にもPNG政府による公聴会が開始される予定であり、現在はPNG政府の環境保護局(CEPA)や鉱物資源局(MRA)が、社会環境影響調査レポートを同政府や地元コミュニティなどに配布し、この公聴会の準備を進めている模様。

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