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豪:Mineral Resources社、WA州Fremantle港における24時間ストライキによって鉄鉱石出荷港をEsperance港に一時変更へ
2021年6月24日付けの地元メディアによると、豪Mineral Resources社は、WA州政府の運営するFremantle港Inner Harbourターミナルで2021年6月25日の午前10時から24時間ストライキが行われることにより、同州WA州Yilgarn地域で生産する鉄鉱石の出荷港を同港から南東方向に約1,000km以上離れた同州Esperance港に一時変更することを明らかにした。なお、同社は、このストライキによってYilgarn地域における同社の操業が受ける影響はわずかであるとしている。豪州の大手海事労働組合Maritime Union of Australia(MUA)によると、今回、同港Inner Harbourターミナルで行われるストライキは、同港Kwinanaターミナルにおいて労働者が労働協約の更新を主張してストライキを行ったのに対し、同港がKwinanaターミナルを1日につき5時間閉鎖して全労働者を休業させ、これらの労働者に経済的な打撃を与えたことに対する抗議であるとされている。Kwinanaターミナルでは、米AlcoaがWA州Huntly鉱山で生産するボーキサイトの出荷が行われているが、同社は2021年6月15日から出荷の足止めを受けている模様。