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2021年7月14日 バンクーバー 佐藤すみれ

メキシコ:Los Filos金鉱山で抗議活動が継続、労働組合はNapoleón Gómez上院議員に交渉を要求

 2021年7月10日付け報道によると、加Equinox Gold社が保有するLos Filos金鉱山で継続する封鎖活動に関し、同鉱山労働者はメキシコ全国鉱夫・冶金・鉄鋼労働組合(SNTMMSSRM)の会長を務めるNapoleón Gómez Urrutia上院議員に対し、Equinox Gold社との直接交渉を求めていると明かした。本件に関し、加Equinox Gold社は2021年6月のニュースリリースにて、同鉱山のアクセス道において鉱山労働者および近隣するXochipalaコミュニティの住民らが不当な金銭支払いを要求し封鎖活動を行っていることを発表していた。報道によると、同社は公証人を通じて鉱山入り口に通達を掲載し、労組に対する行政処分の疑いがあり、SNTMMSSRMの地元連合幹部に対し2021年7月15~16日の会議に出頭するよう通告したほか、大規模な労働者解雇の可能性に関しても記載されているとのことである。鉱山労働者は地元紙に対し、労働者分配利益(PTU)をはじめとする支払いが滞っていることを訴え、すでにNapoleón Gómez上院議員に対し支援を要求したほか、交渉委員会の任命を終えていると明かした。

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