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2021年7月29日 バンクーバー 佐藤すみれ

メキシコ:加Chesapeake Gold社、Metates金・銀プロジェクトのPEAを発表、開発規模大幅縮小を計画

 加Chesapeake Gold社は、2021年7月26日付けニュースリリースにおいて、Metates金・銀プロジェクト第1フェーズの予備的経済性評価(PEA)を発表した。マインライフ31年、第1フェーズ15年間の生産量は金3.4t(110千oz)、銀77.8t(2.5百万oz)/年、CAPEX 359mUS$、AISC 748US$/oz、税引き前NPV 1.14bUS$(割引率5%)、金価格1,600US$/oz、銀価格22US$/ozに基づくIRRは35%と試算された。同プロジェクト資源量のうち20%に満たない高品位鉱帯の採掘が対象となり、ヒープリーチングによる生産で、第1フェーズ中の粗鉱処理量は15千t/日、最大30千t/日に拡張が可能とされている。鉱石処理プロセスを従来計画されていたオートクレーブからヒープリーチングに変更したことや、サイトのレイアウトを小規模化し、既存の各種インフラを活用することなどによって、初期投資額は2016年に発表されたプレFS結果の3.5bUS$から再大90%削減する見込みと発表された。

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