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2021年7月29日 シドニー Whatmore康子

豪:WA州政府、120mA$を投じて鉱業などのプロジェクトに対する認可手続きを合理化へ

 2021年7月26日付けの地元メディアによると、WA州政府は、同政府の2021/22年度における予算から120mA$を拠出して鉱業や農業、観光などの産業におけるプロジェクトへの認可手続きを合理化することを明らかにした。同政府はこの拠出額を、同政府の鉱山産業規制保安省(DMIRS)や計画土地遺産省などを含む5省に合計150人の人員を新たに配置して煩雑な行政手続きを改善することに使用するとしており、うち27mA$を、2021年3月に行われたWA州の総選挙でMcGowan首相が公約とした「鉱業プロジェクトに対する認可の改正」を達成するためにDMIRSに割り当てるとしている。同州政府は、プロジェクトへの認可手続きを改善する目的のもと、これまでに計画や環境に関する法律の改正や、WA州環境保護委員会(EPA)の環境影響調査などを合理化するオンライン・プラットフォーム「Environmental Online」の設置を行うなどのイニシアティブを実施しているとしており、今回における120mA$の拠出がこれらのイニシアティブを強化するものとなるとしている。

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