ニュース・フラッシュ
- 鉱種:
- 銅 鉄鉱石 アルミニウム/ボーキサイト
豪:Rio Tintoの2021年上半期の純利益が12.2bUS$と過去最高水準、「政府の経済刺激政策によるコモディティ需要の増加が背景」
2021年7月28日付けの地元メディアによると、Rio Tintoは、同社の2021年上半期(1~6月)における純利益が税引き後で前年同期比156%増の12.2bUS$と、過去最高水準に達したことを明らかにした。同社はこの背景について、COVID-19流行からの経済回復を目的とする各政府の経済刺激政策が、コモディティ需要を押し上げたとしており、この純利益の75%に相当する額を配当金として株主に還元するとしている。また、同社の同半期におけるEBITDAは21bUS$となり、この額の鉱種別内訳は鉄鉱石が前年同期比109%増の16bUS$、銅が同比66%増の2bUS$、アルミニウムが同比108%増の1.9bUS$などとなった。Rio Tintoは、同社のWA州Pilbara地域における鉄鉱石の出荷に関し、同半期においては出荷量が154.1百万tと前年同期比3%減となった一方で、売上高は21.7bUS$と同比89%増となったとしており、この理由として同半期の鉄鉱石価格が平均で168.4US$/tと、同比で97%値上がりしたことがあると分析している。
