豪：Fortescue社の2020/21年度末における収支、鉄鉱石の売上高が前年度比67％増となったことを背景に黒字額へと転換

　2021年7月29日付けの地元メディアによると、豪Fortescue Metals社は同社の2020/21年度末における収支について、鉄鉱石の売上高が年間平均で135US$/tと前年度比67％増となったことを背景に、2.7bUS$の正味現金持高となって前年度の正味負債額300mUS$から大幅に改善したことを明らかにした。一方、同社の2020/21年度における鉄鉱石出荷量は、年間で182.2百万tと前年度比2％増となり、第4四半期においては15.23百万tと前年同期比17％増となった。また、同社は2021/22年度においては、鉄鉱石出荷量が180～185百万t、CAPEXが2.8～3.2bUS$、同社の子会社であり水素や再生可能エネルギーの事業を行う豪Fortescue Future Industries社のCAPEXが400～600mUS$となると予測している。