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豪:連邦政府、英国政府とクリーン水素など低炭素排出技術の研究開発におけるパートナーシップを締結
2021年7月30日付けの地元メディアによると、豪連邦政府は英国政府と、両国が低炭素排出技術の研究開発におけるパートナーシップを締結する基本合意書(LOI)に調印したことを明らかにした。豪連邦Angus Taylorエネルギー・排出削減担当大臣によると、両政府はこのLOIに基づき、再生可能エネルギーを使用した水素製造(クリーン水素)、炭素回収利用貯留(CCUS)技術、炭素回収貯留(CCS)技術、小型モジュール原子炉(SMR)、再生可能エネルギーの水素を利用した直接還元等による製鉄(グリーン製鉄)、土壌炭素貯留技術の6種類の技術について、相互協力を行うとされている。豪連邦政府は、低炭素排出技術のコストが改善されることを目的に、同政府の2021/22年度予算から565.8mA$を投じ、海外の政府とパートナーシップを締結して同技術の開発や実証に関するプロジェクトを共同で行うとしており、これまでに日本やドイツ、シンガポールの各政府とパートナーシップを締結した。
