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ニュース・フラッシュ

鉱種:
2021年8月5日 ヨハネスブルグ 原田武

DRコンゴ:Kamoa-Kakula Phase1選鉱プラント、商業生産を達成

 2021年8月3日付け加Ivanhoe Mines社の発表によると、2021年5月に生産開始したDRコンゴ・Kamoa-Kakula Phase1選鉱プラント(鉱石処理能力3.8百万t/年)が2021年7月1日時点で商業生産に達した。その後、2021年7月31日時点での生産量は銅量500t/日を越えており、Phase1設計能力である約550t/日(20万t/年相当)に近付いている。また、2021年7月のプラントでの銅回収率は平均で81%、鉱石生産量414千t(品位:Cu 5.16%)となる。2021年の精鉱生産量のガイダンスは銅量80~95千t/年である。また、現時点の地表の貯鉱は3.54百万t(平均品位:Cu 4.77%、銅量168千t)に達している。Phase2拡張工事(鉱石処理能力7.6百万t/年に達する)も35%が完了し、2022年第3四半期に生産開始する予定である。

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