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2021年8月5日 シドニー Whatmore康子

豪:連邦政府、連邦ARENAの助成対象を炭素回収貯留技術やクリーン水素など5種類のGHG低排出技術にも適用へ

 2021年7月30日付けのメディアによると、豪連邦政府は、再生可能エネルギー産業を支援する豪州連邦の豪州再生可能エネルギー機構(Australian Renewable Energy Agency:ARENA)の助成対象に、温室効果ガス(GHG)低排出テクノロジーを含めるという新規則「Australian Renewable Energy Agency (Implementing the Technology Investment Roadmap) Regulations」を確立したことを明らかにした。これらのテクノロジーは、同政府のGHG低排出テクノロジーへの投資計画「Technology Investment Roadmap」で優先分野に指定される、GHG無排出または低排出の「クリーン水素」、炭素回収貯留(CCS)、低炭素排出による製鉄やアルミウム製造術、エネルギー貯留、土壌炭素の5種類とされている。また、同政府は、現在、1.4bA$であるARENAの助成枠を192.5mA$増額し、これら5種類のテクノロジーによるプロジェクトの助成に充当するとしており、このうち71.9mA$を電気自動車(EV)の充電施設や水素補充インフラに関するプロジェクトの助成に割り当てるとしている。

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