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マレーシア:豪Lynas社、高等裁判所の判決を歓迎
2021年7月29日付け豪Lynas Rare Earth社ニュースリリースによると、2021年7月28日、首都クアラルンプールのMalaya高等裁判所は、反Lynas社活動家による司法審査請求を棄却し、Lynas社にとって有利な裁判費用負担の命令が下された。裁判所への申し立てはこれが5回目で、いずれも請求は棄却されている。
2020年1月17日付けのASX発表にあるように、Lynas Malaysia社は、国際原子力機関(IAEA)とマレーシア政府による2つの2018年Executive Review Committeeのレビューを含む、4つの独立した科学的レビューの対象となっている。全てのレビューによって、Lynas Malaysia社は低リスクであり、関連法規に準拠していることが確認されている。2015年のIAEAレポートには「操業の継続に反対する人々が示した恐怖は、科学的根拠による裏付けがない」と記載されている。
マレーシアは低レベル放射性廃棄物を6か月以内に保管する恒久的な施設を建設することを条件に、2019年8月にライナスの希土類処理プラントのライセンスを延長したことによって、反Lynas社活動家による抗議行動を引き起こしていた。
