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DRコンゴ:コバルト生産者等によるトレーサビリティ技術のパイロット試験がTesla社にて進捗
2021年8月12日付け、コバルト生産者等のプラットフォームRe|Sourceの発表によると、電気自動車(EV)メーカーTesla社によるトレーサビリティ技術のパイロット事業が進捗している。同事業は、DRコンゴのコバルト生産施設からEV生産サイトまでにおいて、ブロックチェーン技術を応用したトレーサビリティの稼働状況を確認するものであり、既にDRコンゴとEUの間で行われている。近々、アジアや米国の間の試験を開始し、2022年には本格的に立ち上がる予定である。Re|Sourceは2021年5月、コバルト生産者China Molybdenum(CMOC)社、Eurasian Resources Group(ERG)、Glencore及びUmicore社などのサプライチェーン関連企業が共同で立ち上げた。露Norilsk Nickel社や英Johnson Matthey社などもメンバーに取り込んでいる。Responsible Minerals Initiative(RMI)やCobalt Institute(CI)といった業界団体もアドバイザーとして参加している。
