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2021年8月20日 シドニー Whatmore康子

豪:産学官共同研究センター(FBI CRC)、SA州Adelaide大学や鉱業企業などと鉱業電動化における方策やガイドラインの共同研究を開始

 2021年8月16日付けの地元メディアによると、リチウムイオン電池(LIB)の材料となる鉱物やLIB製造などに関する研究を行う産学官共同研究センター「Future Battery Industries Cooperative Research Centre(FBI CRC)」は、SA州Adelaide大学やBHPの傘下である豪Nickel West社、豪IGO社、WA州鉱物資源研究所(MRIWA)などと共同で、鉱業の電動化における方策やガイドラインの研究を行うプロジェクト「Assessment」を開始したことを明らかにした。同プロジェクトはFBI CRCや同プロジェクトの参画者によって出資される予算額が2.76mA$であり、3年半にわたって実施される予定で、鉱山の電気自動車(EV)や電動重機の導入など、鉱業が電動化に移行する上での生産コストやエネルギーコストの改善、衛生保安の向上、温室効果ガス(GHG)排出削減を目標とするものである。

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